メタボリックシンドローム定義
メタボリックシンドロームは名前が決まる以前から、シンドロームX、死の四重奏、インシュリン抵抗性症候群、マルチプルリスクファクター症候群、内臓脂肪症候群などと呼称されてきました。
肥満があると脂肪組織や筋組織での糖の取り込みが低下して、インシュリンの働きが悪くなります(このことをインシュリン抵抗性といいます)。さらに、筋肉や肝臓でのグリコーゲン合成酵素の活性も低下するために血糖が高くなり、これもまたインシュリン抵抗性を招きます。
肥満の中でも特に腹筋の内側に脂肪がたくさんある内臓脂肪型肥満だと生活習慣病になりや易いということで、メタボリックシンドロームの診断基準として用いられています。ただ、内臓脂肪面積とインシュリン抵抗性には特に相関関係はなく、「腹部肥満を必須項目とせず、腹囲、血圧、中性脂肪、HDLコレステロール、血糖の5項目中3項目を満たせばメタボリック症候群とする」という見解もあります(アメリカ循環器学会、アメリカ国立心臓肺血液研究所など)。
また、2006年5月に厚生労働省により(日本版)メタボリックシンドロームの診断基準が発表されましたが(別項)、男性のウエスト周囲径が女性の周囲径より小さい数値なのは世界で用いられている診断基準とは異なっているなど、批判や疑問が提起されています。
メタボリックシンドローム・肥満
メタボリックシンドローム・BMI
メタボリックシンドローム診断基準
メタボリックシンドローム・生活習慣病
メタボリックシンドローム健診
メタボリックシンドローム健診の問題点(1)
メタボリックシンドローム健診の問題点(2)
肥満は病気です
脂肪は必要

